Q1とは
やまがたクリエイティブシティセンターQ1(キューイチ)は、創造都市やまがたの共創プラットフォームです。映画をはじめ音楽やアート、デザイン、伝統工芸、食文化などさまざまな分野において優れた地域資産をもつ創造都市として認められた山形市は、これからこのQ1をベースにして、市民、企業、行政が連携し、創造性を産業へとつなぎ、新たな経済活動や人材創出を図りながら、持続可能な都市をつくっていきます。
やまがたクリエイティブシティセンターQ1(キューイチ)は、創造都市やまがたの共創プラットフォームです。映画をはじめ音楽やアート、デザイン、伝統工芸、食文化などさまざまな分野において優れた地域資産をもつ創造都市として認められた山形市は、これからこのQ1をベースにして、市民、企業、行政が連携し、創造性を産業へとつなぎ、新たな経済活動や人材創出を図りながら、持続可能な都市をつくっていきます。
2017年のユネスコ創造都市ネットワーク加盟を機に、山形市はその創造性を産業や暮らしに活かし、持続可能な都市づくりをめざす「創造都市推進事業」を推進しています。山形市立第一小学校旧校舎(=旧一小)を創造都市やまがたの拠点として再整備する事業もそのひとつ。〈活用実験/施設整備/本格始動〉という3フェーズで計画され、2019年度からの活用実験では、テナント運営のトライアル、有識者や市民を交えての「クリエイティブ会議」、その他イベントなどを実施。やまがたの創造性とは? その拠点はどうあるべきか? という問いと対話を重ねました。それを踏まえた2021年度の施設整備フェーズは、全館の工事や事業化に向け最終調整。こうした創造都市の拠点の姿を描き出すプロセス自体もQ1というクリエイティブ運動のなかに取り込みながら、2022年9月、本格始動しました。
2004年に創設されたユネスコ創造都市ネットワークは、「クリエイティブこそが都市の持続的な発展をもたらす原動力」とする都市間の協力や連携を目的とし、世界295都市(2021年11月現在)が加盟する国際的ネットワークです。文学/映画/音楽/クラフト&フォークアート/デザイン/メディアアート/食文化という7領域があり、山形市は2017年、日本初となる映画分野で加盟認定されました。Q1は、創造都市やまがたが世界との交流を図る情報発信拠点です。
山形市が創造都市として加盟認定されたのは、「山形国際ドキュメンタリー映画祭」など独自の映画文化を醸成してきたこと。伝統的な郷土料理や豊かな食文化があること。山形大学や東北芸術工科大学などが拠点を構える学都であること。山形ビエンナーレが開催されるなどアートとデザインのまちであること。山形交響楽団という優れたオーケストラを有する音楽のまちであること。伝統工芸やものづくりのまちであることなど、多彩な地域資産に恵まれていると認められたから。Q1はそんな創造都市やまがたの多彩な創造性を体感できるクリエイティブ拠点です。
重要なのは、創造性を産業や暮らしにつなげていくこと。創造都市やまがたは、創造性によって新しい経済活動や優れた人材の創出を図り、都市としての持続的な発展をめざします。その拠点であるやまがたクリエイティブシティセンターQ1は、芸術や文化を愛するひとやクリエイターはもちろん、すべての市民が訪れ、楽しむことのできる場所です。新しい出会い、新しい交流、新しい創造、新しいビジネス、新しい産業、新しいにぎわい、新しい未来が生まれるイノベーション拠点です。
「Q1」は「キューイチ」。「旧一小」に由来します。また「Q1」とは、問いのはじまりの記号でもあります。創造都市やまがたのクリエイティブ拠点として、問いつづけるという営みが活発に行われゆく場所です。昭和初期に建てられて以来、長い歴史を刻んできたこの山形市立第一小学校旧校舎は、山形市民にとって学びの記憶でありシンボルです。これまで数多くの卒業生を輩出してきたこの学舎には、今なお多くの山形市民の誇りと愛着が息づいています。Q1は、そんな旧一小の記憶と物語と愛着とを受け継ぎながら輝きつづける、古くて新しいランドマークです。
住所: 〒990-0043 山形県山形市本町1-5-19 アクセスマップ
TEL: 023-615-8099 FAX: 023-615-8098 E-mail: hello@qichi.jp
運営: 山形市、株式会社Q1