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「ユネスコ創造都市」
とは?2004年に創設されたユネスコ創造都市ネットワークは、「クリエイティブこそが都市の持続的な発展をもたらす原動力」とする都市間の協力や連携を目的とし、世界295都市(2021年11月現在)が加盟する国際的ネットワークです。文学/映画/音楽/クラフト&フォークアート/デザイン/メディアアート/食文化という7領域があり、山形市は2017年、日本初となる映画分野で加盟認定されました。Q1は、創造都市やまがたが世界との交流を図る情報発信拠点です。
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世界が認める山形市の
「創造性」とは?山形市が創造都市として加盟認定されたのは、「山形国際ドキュメンタリー映画祭」など独自の映画文化を醸成してきたこと。伝統的な郷土料理や豊かな食文化があること。山形大学や東北芸術工科大学などが拠点を構える学都であること。山形ビエンナーレが開催されるなどアートとデザインのまちであること。山形交響楽団という優れたオーケストラを有する音楽のまちであること。伝統工芸やものづくりのまちであることなど、多彩な地域資産に恵まれていると認められたから。Q1はそんな創造都市やまがたの多彩な創造性を体感できるクリエイティブ拠点です。
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創造性を産業へ
つなぐ?重要なのは、創造性を産業や暮らしにつなげていくこと。創造都市やまがたは、創造性によって新しい経済活動や優れた人材の創出を図り、都市としての持続的な発展をめざします。その拠点であるやまがたクリエイティブシティセンターQ1は、芸術や文化を愛するひとやクリエイターはもちろん、すべての市民が訪れ、楽しむことのできる場所です。新しい出会い、新しい交流、新しい創造、新しいビジネス、新しい産業、新しいにぎわい、新しい未来が生まれるイノベーション拠点です。
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Q1という名まえの
由来は?「Q1」は「キューイチ」。「旧一小」に由来します。また「Q1」とは、問いのはじまりの記号でもあります。創造都市やまがたのクリエイティブ拠点として、問いつづけるという営みが活発に行われゆく場所です。昭和初期に建てられて以来、長い歴史を刻んできたこの山形市立第一小学校旧校舎は、山形市民にとって学びの記憶でありシンボルです。これまで数多くの卒業生を輩出してきたこの学舎には、今なお多くの山形市民の誇りと愛着が息づいています。Q1は、そんな旧一小の記憶と物語と愛着とを受け継ぎながら輝きつづける、古くて新しいランドマークです。