YAMAGATA CREATIVE CITY CENTER Q1

第7回クリエイティブ会議「アートとテクノロジーの《あそび場》」


2021.02.19

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第7回目のクリエイティブ会議は、「アートとテクノロジーの《あそび場》」と題して、アーティストユニット「TOCHKA」(トーチカ)のお二人をゲストに、彼らの展覧会「Playground 2.0」が開催中の「東根市公益文化施設 まなびあテラス」からライブ配信をおこないます。

TOCHKAの代表作である「PiKAPiKA」(ピカピカ)は、仲間との「遊び」から生まれたプロジェクト。ペンライトで空中に描く光のアニメーションは、世界共通のコミュニケーションツールのように、その場を一体感で包み込む温かさがあります。また、近年展開するAR(拡張現実)技術を使った作品群にも、新しい技術と無邪気に戯れる彼らなりの「遊び」の思想が感じられます。技術的な(=テクニカルな)側面が強いTOCHKAの作品ですが、そのどれもが人懐っこい独特の温度感があるのも、この「遊び」にヒントがあるのかもしれません。

2017年に開催された展覧会「Playground !」と現在開催中の展覧会「Playground 2.0」を紐解きながら、アートとテクノロジーと遊びの関係性について議論しつつ、アート・テクノロジー・エコロジーを標榜する「Q1」が子どもや大人にとって、どのような「あそび場」(=Playground)となっていくべきかを色々と考えてみたいと思います。

─アイハラケンジ─

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テーマ=第7回クリエイティブ会議「アートとテクノロジーの《あそび場》」
開催日時=2021年2月27日(土)19:00〜20:30
会場=YouTubeにてオンライン配信(東根市公益文化施設 まなびあテラス から配信)
※申し込みフォームからお申込みいただいた方へ、後日配信URLをお送りいたします

[申し込みフォームはこちら]

登壇者=TOCHKA(トーチカ/アーティストユニット)
ナガタタケシ(Takeshi Nagata):映像作家、大阪電気通信大学准教授
モンノカヅエ(Kazue Monno):アニメーション作家

モデレーター=アイハラケンジ(Kenji Aihara)株式会社Q1取締役・東北芸術工科大学准教授

主催=山形市・株式会社Q1
企画運営=株式会社Q1
協力=東根市公益文化施設 まなびあテラス
お問合せ=hello@qichi.jp

【登壇者プロフィール】
TOCHKA(トーチカ)
ナガタタケシとモンノカヅエによる、京都を拠点に活動するアーティストユニット。1998年より「トーチカ」としての活動を開始。長時間露光写真とストップモーションアニメーションの手法を組み合わせ、ライトを使って空中に線を描くことでアニメーションを作り出す「PiKAPiKA」という手法でアニメーション制作を続けている。近年は、実験的なインタラクティブ映像の開発による、鑑賞者と映像のかかわり方についての研究なども行っている。主な作品として、「PiKAPiKA」(文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞受賞[2006])、「TRACK」(オランダ国際アニメーション映画祭ノンナラティヴ部門グランプリ・観客賞グランプリ [2016])などがある。2008年に「Super Living」(Gallary Ruupa/山形市)、2017年に「TOCHKA Playground !」、2021年に「Playground 2.0」(ともに東根市公益文化施設 まなびあテラス/東根市)をそれぞれ開催するなど、山形との繋がりが深いアーティストでもある。

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