THE WRAPPING TAILOR
Director/CEO 小関幸一さん
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Q:ここは、どのようなお店なのでしょう。
THE WRAPPING TAILORは、オリジナルの包装紙をデザインして販売するラッピングペーパー専門店です。かわいいだけでなく、山形らしい、地域性を感じさせるデザインのものも色々とご用意しています。さらには、ラッピングコーディネイターという資格を持つ店員によるラッピング代行サービスまでも一気通貫でご提供できるという、他にはあまりない、ちょっと珍しいラッピング専門店となっています。ラッピングペーパーを活用してつくった折り紙やメモパッド、マスキングテープといったオリジナル商品もさまざまに取り揃えて販売しています。
(店舗内の風景。)
Q:このQ1に店を構えた理由を教えてください。
元々、私たちの本業は印刷事業であり、THE WRAPPING TAILORは印刷工場内のファクトリーショップのようなかたちで店をひらいたのがはじまりです。やがて、このQ1で開催されるマルシェやイベントに出店する機会をいただくようになり、そのたびにたくさんのお客様から嬉しいリアクションを頂戴するようになりました。そんなきっかけから徐々にこのQ1という場所との相性の良さを感じるとともに、この場所そのものに興味を持つようになりました。お話を伺ってみると、ちょうどテナント募集中のタイミングだったということもあり、2024年9月にここに店をひらきました。
Q:入居して良かった、と思うことはありますか。
Q1のマルシェに参加するたびに感じていたのは、イベントひとつにもブランディングがしっかりとなされているということです。「クリエイティブと産業を暮らしでつなぐ」という言葉通り、ここは芸術文化と市民の交流の場になっていますし、そういうコンセプトのこの場所に店をひらいたことで、私たちのブランドも認知度も確実に上がっていると感じています。また、Q1のスタッフの方たちも入居されている事業者の方たちも、みなさん地域を盛り上げたい人たちの集まりなので、大きな刺激をもらいますし、そうした違う分野の方たちから経営的にもデザイン的にもさまざまな学びをいただいています。
Q:これからの展望をお聞かせください。
ラッピング専門店ではありますが、単に包むだけではく、贈り物のやり取りを生活の一部としてみなさんに気軽に楽しんでいただけるようなところまでいろいろやっていきたいので、そのためのワークショップイベントもぜひ続けていきたいと思っています。