YAMAGATA CREATIVE CITY CENTER Q1

2025年度授業【3限目】
「つけもの部」(前編)
〜マイ漬物壺をつくろう〜
11月9日[日]に開講!

PlayQ ✕ ROLLING MOUNTAIN

表現の種(たね)をみつける、中高生向けアートの学校  ROLLING MOUNTAIN COLLEGE 2025

PlayQ(プレイキュー)は、「こどもの創造的学びの活動を通して〈創造都市やまがた〉を実現する」をコンセプトに、クリエイティブとテクノロジー、ビジネス、そしてエコロジーの4つの領域を行き来できる山形・東北らしい新しい人材育成を目指した、株式会社Q1と山形市が主催するプログラムです。

2025年度のPlayQは、昨年から引き続き、中高生向けアートの学校「ROLLING MOUNTAIN COLLEGE」(ローリングマウンテンカレッジ)を開校します。今年のテーマは「食」。山形で「食」に関する活動を実践する人たち(=表現者)と出会い・触れ合う中で、参加者一人ひとりの中にある「何か」を感じ、掴み取る連続授業を展開します。

斎藤先生による陶芸ワークショップ(ROOTS & School)より

【3限目】11月9日[日]10:00〜/14:00〜
「つけもの部」[前編]
〜マイ漬物壺をつくろう〜


「食」をテーマに展開する、今年の「ROLLING MOUNTAIN COLLEGE」3限目は、陶芸家/美術家の斎藤志公さんをお迎えして、漬物壺をつくるワークショップを実施します。陶芸の面白さに触れながら、実際に漬物壺として使用する壺づくりにチャレンジします。なお、この授業は、12/21[日]に実施予定の「青菜漬け」を漬けるワークショップ[後編]と連動した授業となります。(今回の[前編]のみの参加も可能ですが、[後編]もあわせて参加されることをお勧めします)

開講日時
2025年11月9日[日]
午前の部 10:00〜/午後の部 14:00〜
※午後の部は定員に達したため受付を締め切りました
※会場の都合上、2部構成となります(どちら同じ内容です)
※ご都合の良い時間帯をお選びください
場所
やまがたクリエイティブシティセンターQ1
対象
13〜18歳(中学1年生から高校3年生)を基本とします
※上記以外の方(小学生、大学生、社会人など)で参加希望の方は申込みフォームからお問合せください
※親子での参加も歓迎します
定員
午前の部・午後の部 それぞれ5名(組)程度
※計 10名(組)程度
※会場や陶器の焼成の都合上、親子参加は1組としてカウントさせていただきます
参加費
1名(組)あたり500円[税込]
授業内容
陶芸体験として、漬物壺つくりにチャレンジします
申込方法
申込みフォームよりお申し込みください

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【3限目】講師紹介


斎藤志公(さいとう・しこう)
陶芸家/美術家

1998年岩手県大船渡市生まれ。2021年東北芸術工科大学芸術学部美術科工芸コース卒業。2023年同学大学院芸術文化専攻工芸研究領域深井聡⼀郎研究室修了。現在は山形で陶磁器の制作を行いながら、工芸の枠組みや制作過程、思考とそれに伴う表現方法を解体し、主に自らの身体を用いて「器になる」パフォーマンスや写真作品などを手掛ける。

ローリングマウンテンカレッジ 校長のことば  永岡大輔


ローリングマウンテンカレッジは、表現の学校だ。

表現といっても、絵を描いたり文章を書いたり歌をうたったりするだけじゃない。絵や文章や歌といった、いわゆる表現にはそのための「種」が必要で、それを見つけることを大事にしている場所といえる。昨年は、山形美術館の学芸員・岡部信幸さんの案内で美術館の裏側をのぞいたり、山形大学の考古学の先生の松本剛さんと山に入ったり。グラフィックデザイナー・吉田勝信さんとは植物のお茶を使った印刷を体験したし、僕が取り組んでいるアートプロジェクト「球体の家」の実験に参加してもらったりもした。この学校のプログラムは、驚くほど自由で意外なほど生真面目な、ちょっとへんてこな大人たちに出会う旅のようなものだ。

そして、今年は「食」をテーマに旅をしようと思う。僕たちは、お腹が空いていては何もできない。なのに、日々の食事をついつい適当にすませたりしてしまう。だけど、食べることは生きることに直結している。だからこそ、みんなで真剣に「食」を楽しみ、「食」について考えたい。田んぼで米を収穫したり、料理家さんと一緒におむすびをに作ったり、山形の郷土食・青菜漬けに挑戦したり。シンプルに「食」に向き合い、その奥深さに触れてみよう。すべての人にとって根源的な「食」。このとても深く謎に満ちたテーマをめぐって、堂々巡りをしながら一緒に向き合いたい。

きみのなかに、きみだけの表現の芽が生まれることを願って。

2024年度 授業リポート


2024年度は、「表現する大人たちに会いに行く」をテーマに、アーティストやデザイナーのアトリエを訪問したり、美術館の展覧会を見にいったり、大学の先生の自宅を訪問したりしながら、「表現する大人たち」と出会う中で、一人ひとりの中にある「何か」を感じ、掴み取る連続授業を展開しました。以下より、各授業の詳しいレポートをご覧いただけます。

2024年度 授業レポートはこちら

教務スタッフ


永岡大輔(ながおか・だいすけ)
ROLLING MOUTAIN COLLEGE 校長/アーティスト

山形県生まれ、横浜市在住。記憶と身体との関係性を見つめ続けながら、創造の瞬間を捉える実験的なドローイングや、鉛筆の描画を早回しした映像作品を制作。制作の痕跡が意図的に残される作品は、作者の記憶ばかりではなく、失われた時間の痕跡としての余韻を空間にもたらす。また、平面や映像作品以外にも、朗読体験を通して人々の記憶をつなげるプロジェクトや、衣食住をはじめ我々の日常を取り巻く様々な側面を検証し球体型の家の実現を目指プロジェクトを進めている。近年参加した主な展覧会に、山形ビエンナーレ、documenta15(ドイツ、2022)などがある。PlayQ ROLLING MOUTAIN COLLEGE では、校長を担当。

原田祐馬(はらだ・ゆうま)
ROLLING MOUTAIN COLLEGE 教頭/UMA / design farm 代表・デザイナー

1979年大阪生まれ。京都精華大学芸術学部デザイン学科建築専攻卒業。UMA/design farm代表。名古屋芸術大学特別客員教授。大阪を拠点に文化や福祉、地域に関わるプロジェクトを中心に、グラフィック、空間、展覧会や企画開発などを通して、理念を可視化し新しい体験をつくりだすことを目指している。「ともに考え、ともにつくる」を大切に、対話と実験を繰り返すデザインを実践。著書に『One Day Esquisse:考える「視点」がみつかるデザインの教室』。PlayQ ROLLING MOUTAIN COLLEGE では、教頭を担当。

アイハラケンジ
ROLLING MOUTAIN COLLEGE 教務主任/株式会社Q1取締役・プロデューサー

アートディレクター/グラフィックデザイナーを生業とし、デザインとその周辺をフィールドに、さまざまなアートプロジェクトの企画・制作はもとより、ギャラリーの運営からアーティストマネジメントなども行う。PlayQ ROLLING MOUTAIN COLLEGE では、コーディネーター/教務主任を担当。

主催・企画・協力


主催:株式会社Q1(PlayQ)、山形市
企画:株式会社Q1、永岡大輔(ROLLING MOUNTAIN)
協力:松本剛

お問い合わせ


本件に関するお問い合わせ、ご質問等は以下までお願いいたします。

株式会社Q1 PlayQ担当
〒990-0043 山形県山形市本町1-5-19
TEL: 023-615-8099 FAX: 023-615-8098
E-mail: hello@qichi.jp

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